塩谷町議会 > 2021-09-10 >
09月10日-03号

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  1. 塩谷町議会 2021-09-10
    09月10日-03号


    取得元: 塩谷町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    令和 3年  9月 定例会(第6回)          令和3年第6回塩谷町議会定例会会議録議事日程(第3号)                    令和3年9月10日(金)午前10時開議日程第1 陳情の委員長報告日程第2 議案第1号 塩谷町手数料条例の一部改正についての採決日程第3 議案第2号 塩谷町有墓地設置、管理及び使用条例の一部改正についての採決日程第4 議案第3号 財産の取得についての採決日程第5 議案第4号 令和2年度塩谷町一般会計歳入歳出決算の認定についての採決日程第6 議案第5号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決日程第7 議案第6号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決日程第8 議案第7号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についての採決日程第9 議案第8号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての採決日程第10 議案第9号 令和2年度塩谷町水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定についての採決日程第11 報告第1号 令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告について日程第12 陳情受理番号2 日本政府核兵器禁止条例への参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める陳情書の採決日程第13 議員の派遣について(追加1)追加日程第1 議案上程追加日程第2 提出議案説明追加日程第3 追加発議第1号 日本政府核兵器禁止条例への参加・調印・批准を求める意見書の提出についての採決追加日程第4 追加議案第1号 令和3年度町道大宮14号線野方橋改修工事請負契約の締結についての採決---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(12名)     1番  高橋好雄君       2番  鈴木惠美君     3番  中塚 操君       5番  和氣勝英君     6番  篠原 操君       7番  冨田達雄君     8番  増渕 裕君       9番  橋本 巖君    10番  直井美紀男君     11番  斎藤定男君    12番  君島勝美君      13番  君嶋恒夫欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長        見形和久君   副町長       杉本宏之君 教育長       斎藤智之君   総務課長      神山直行君 庁舎建設準備室長  鈴木修司君   企画調整課長    柿沼 肇君 税務課長      齋藤紀代美君  住民課長      柿沼佳子君 保健福祉課長    磯 京子君   高齢者支援課長   鈴木啓市君 産業振興課長    星 育男君   建設水道課長    森田洋行君 学校教育課長    吉成伸夫君   生涯学習課長    大島郁夫君 会計管理者     柿沼善和君   監査委員      伴瀬悦朗---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長    増渕邦良    書記        鈴木ゆりな     開議 午前10時01分 △開議の宣告 ○議長(冨田達雄君) ただいまから本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は12名であります。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(冨田達雄君) 本日の議事日程は、お手元に配付した議事日程のとおりであります。--------------------------------------- △陳情の委員長報告 ○議長(冨田達雄君) 日程第1、陳情の審査結果について、総務産業建設常任委員長より報告を求めます。 総務産業建設常任委員長橋本巖議員。 9番、橋本巌議員。     〔総務産業建設常任委員長 橋本 巖君登壇〕 ◆総務産業建設常任委員長橋本巖君) 総務産業建設常任委員会の報告をいたします。 総務産業建設常任委員会は、9月9日、委員全員出席の下、本委員会へ付託された受理番号2 日本政府核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書の提出について慎重に審査を行った結果について報告いたします。 本陳情の趣旨は、核兵器禁止条約が2017年7月7日の国連総会において、加盟国の3分の2に当たる122か国の賛成で採択をされ、2020年10月24日発効に必要な50か国の批准を得て、2021年1月22日、条約の効力を発するに至りました。 条約前文で、被爆者の形容し難い苦しみと被害に留意し、核兵器のいかなる使用も人道の原則に反すると明記し、開発、実験、生産、保有と使用、威嚇まで、核兵器に関わるあらゆる活動を全面的に禁止する画期的な条約になっています。 世界が核兵器廃絶への大きな一歩を踏み出す中、世界で唯一の戦争被爆国でありながら、政府の禁止条約に背を向け続ける姿勢は国際的にも厳しく批判されています。 政府に核兵器禁止条約への参加を求める地方議会意見書採択は、7月22日現在、593、33%に達していることと、矢板市議会では既に意見書を採択していることに鑑み、塩谷町議会においても意見書の提出を求める内容となっています。 審査の経過は、全委員に陳情に対する率直な意見を述べてもらい、採択、継続、不採択のいずれかの意思表示を確認した結果、趣旨は理解できるが、審議をもっと尽くす必要があると、継続審査を主張する委員が2名、昭和63年に非核平和宣言をした町として、地方から声を上げる必要がある。原発反対の思いと重ねて、趣旨は十分に理解できると、採択を主張する委員が3名あり、本委員会としては、陳情を採択することに決定いたしました。 議員各位の皆さん、高齢化する被爆者核兵器廃絶の切なる思いや委員会の審査結果を尊重していただき、賢明なるご判断をお願いをして、総務産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(冨田達雄君) 以上で委員長報告を終わります。--------------------------------------- △議案第1号の質疑、採決 ○議長(冨田達雄君) これより議事日程に従い議案審議に入ります。 日程第2、議案第1号 塩谷町手数料条例の一部改正についてを議題とします。 これから質疑を行います。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) ここには一部改正する内容ということで説明資料には書いてあるんですが、個人の番号通知カードの廃止により、当該項目を削除するという条例ではなっているんですが、これ、例えば新たに番号を取得した人に、この通知カードというのは交付されないのかどうか。 これ、条例では再交付はしない。再交付ということについては、もう削除するということになっていますが、これは新しく番号を取得した、生まれて、何人か分かりませんけれども、そういう人たちが新たに取得した場合は、マイナンバーカードは12桁のこういう番号ですよという通知はもうやらないということで理解していいんですか。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) 通知カードの再発行についてが中止になっておりますので、生まれた方についてのナンバーの取得の情報については、ご本人様には通知のほうを差し上げております。 ◆9番(橋本巖君) 通知をするということでいいんですね。 ◎住民課長柿沼佳子君) はい。 ◆9番(橋本巖君) いや、ここに削除するって書いてありますので、あれ、もう今度は個人番号通知カードも廃止になったのかなというふうに思ったんですが、じゃ今までどおり、新たに番号を取得した方には通知カードを送付するということでいいんですね。はい。 議長。 ○議長(冨田達雄君) 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) それで、この変更の取扱いっていうことなんですが、ちょっと私も理解しにくいんですが、今までは申請者がマイナンバーカードを申請して、手数料を払って、一応カードを交付してもらった。今度は再発行する場合については、今までどおり町はその再発行をして、手数料を取って、それで今度はその手数料J-LIS地方公共団体情報システム機構にお金を納入するっていうことでいいのかどうかという、ちょっとそこら辺がシステムがよく分からないんですよ。 だから、例えばこれはもう再発効は全てJ-LISのほうにお任せをして、お金だけは町がもらって、町から今後はこの機構にお金を納入するというふうに考えていいのか、ちょっとその辺も分からないんです。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長
    住民課長柿沼佳子君) 再発行の手続自体には変更はございません。窓口は、あくまでも委託を受けている町が行うことになりますので、再発行されるカードが届きましたら、ご本人様に通知を差し上げて、ごめんなさい。再発行の申請を受けましたら、うちのほうからJ-LISのほうに申請を上げて、再発行のカードが届きましたら、再発行という形でご本人様のほうに発行することになります。その際に、手数料については、今までどおり窓口で納めていただくということになります。 ○議長(冨田達雄君) 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) そうすると、個人情報というのは、このJ-LISのほうには当然これは流れて行くというか、要するにここでも個人情報を管理するということになるんですか。それとも、全て情報管理については、個人情報の管理については、町が全責任を負って、きちんとセキュリティーもしっかりしてやっていくんだということなのか、それともこの機構にも個人情報は行くのかどうかという、その辺がちょっと心配なんです。 だから、全く個人情報については、この機構には全く漏れていませんよ、何も行っていませんよと、我が町民の個人情報に関しては。そこが非常に私は心配で、そこに、もうこの機構に行っているんだったらば、当然情報漏えいだとか、それから個人情報のほうの観点から、非常に心配なんだなと私、思って、今ちょっと聞いたんです。これ、どうなんですか。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) もともとという表現が適切かどうかは分からないんですが、この個人ナンバーカードについての全体的な運用については、既にJ-LISのほうが行っておりまして、それが今回の法律の施行に伴い、明確になったということなので、運用自体は今までと何らか変わってはございません。 ○議長(冨田達雄君) 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) 私が言ったのは、個人情報について、町が管理している個人情報は、一切この機構にはもう全然漏れてないんだと。ただ単に再発行の手数料のお金を取ったやつ、それを機構に納入するだけなんだという単純なものなのか、そこがちょっと知りたいんです。 個人情報セキュリティー管理の問題、非常に問題なんだ、これ。だから、これ、機構には一切、町の個人情報というのは一切こっちのほうにはないんだと、行ってないんだということなのか、そこをちょっとはっきりしてもらいたい。 今までと変わらないと言うんだけれども、何も今までと変わりないなら、何も手数料をもらってやっているわけだけれども、何でこの手数料だけ、じゃこの機構に、町が委託を受けて、この機構から委託を受けて徴収をして、お金をこっちに納入するんだ、そういうことになっているんだけれども、実際の町民の個人情報というのは、一切この機構に行っているのかいないのか、それだけお聞きする。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) こちらの制度自体の運営は、J-LISが主体でやっておりますので、ナンバーカードが保有する権利とか情報については全て行っているという形になります。 ◆9番(橋本巖君) 全て行っているの。行くの、この機構に。 ◎住民課長柿沼佳子君) 運営と管理は全てJ-LISのほうでやっておりますので、J-LISのほうの端末がもう既に町のほうの住民課の窓口にあります。それを経由して今までもやっておりましたので、その点について変更はございません。今回の変更につきましては、あくまでも手数料をどう扱うかというのみの変更になります。 以上です。 ○議長(冨田達雄君) 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) 要するに、じゃ今までどおりというか、要するに情報はこちらのほうにもう既にあるんだと、この機構にね。ただ、今回の改正は、再発行の手数料が、結局町が代行してもらって、それでこの機構に納めるだけなんだというだけの改正なの。でしょう、今の説明だと。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) はい、議員がおっしゃるとおりです。 ○議長(冨田達雄君) 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) そうすると、こういう方式ということで、今までこの個人情報が漏えいしたり、それから例えば個人の名前とか住所とか、それぞれの個人情報が漏えいしたとか、そういう問題は、この機構からあれは全くないということでいいですね。今まで全然ないと。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) 塩谷町につきましては、私が担当になってからは、そのような事案は発生しておりません。 ○議長(冨田達雄君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(冨田達雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について、討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) 異議なしと認めます。 これから議案第1号 塩谷町手数料条例の一部改正についてを採決します。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手多数〕 ○議長(冨田達雄君) 挙手多数。 よって、議案第1号 塩谷町手数料条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第2号の質疑、採決 ○議長(冨田達雄君) 次に、日程第3、議案第2号 塩谷町有墓地設置、管理及び使用条例の一部改正についてを議題とします。 これから質疑を行います。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) これ、管理料未納者、要するに管理料を5年間納付しない場合については、使用許可取消しという条項で、これ、追加されたんですが、この条例が施行されてから5年というふうに数えていくのか、それともここに12名いるんですが、分納者が1名、返還予定者が1名、これ、その残りの10名の皆さんについては、従来どおりというか、もうこの滞納の期間が当然あるわけですから、その人たちは、当然この使用許可取消しの対象になる。それとも、これ、今度施行されてからカウントするというか、5年納まらなかったらば、もう使用の許可は取り消しますよというふうになるのか、その辺はどうなんですか。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) 従来の取消しの規定の中に、条例の違反をした場合は取り消しますという条文がございます。また、条例の中に管理料を納付することについても記載されておりますので、この5年間というものが可決されましたら、遡りましてといいますか、以前のものについても適用することになります。 ○議長(冨田達雄君) 9番、橋本巌議員。 ◆9番(橋本巖君) 当然、じゃこの人たちに対しては、使用許可取消しという通告、当然なされるわけですよね。 それで、例えば5年間未納になっていた場合なんですけれども、1回でも2回でも入れば、この5年の未納期間というのはどうなる。例えば、税金なんかは、ある程度納めていれば、その滞納期間というのがまたそこから数えると言うんですが、これは少しでももし入ったならば、その人たちのあれは、またそこから改めて5年のあれに数えるのか、その辺どうなんですか。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) 税金とは違いまして、お墓なもんですから、使用の取消しをしたとしても、墓石とか建っている物件とかがございますので、これにつきましては、一応取消しをさせていただく方向ですという形でご相談をして、なるべく納付していただくという形に持っていこうと思っております。 ただ、1件だけ全く更地の状態のものがありますので、こちらについては、使用しないことであれば、返還ということもあり得るとは考えておりますが、一応この条例が可決になりましたら、その部分、ちょっと強気で交渉のほうをさせていただく予定になっております。 以上です。 ○議長(冨田達雄君) 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) 第8条に、これ、無縁墓地の改葬ということで追加されているんですが、これ、例えば現状を見れば、承継者がいないまま放置されている墓地の対応の記載がないためということで、こういう形を追加したんですけれども、これ、具体的にはどんな方法というのを考えているんですか。 例えば、全くもう誰も要するに管理者がいないということで、継承者がいないということになった場合には、そこにお墓は残るし、当然遺骨も入っていますよね。そういう無縁墓地というか、そういう形のときは、一体どういうふうに方法として、例えば共同墓地みたいな形に造って、そこに、言ってみれば継承者がいないから、無縁墓地みたいな形で、そこに遺骨を納骨するというか、そういう形にするのか、具体的にこれ、無縁墓地の改葬というのはどういうふうにするということなんですか。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) 具体的な策につきましては、現在まだ使用されていない区画のほうがございますので、そちらを利用するという手もありますが、共同供養等の形もいろいろありまして、骨つぼと言うんですか、それをそのまま保管するところもありますし、全部一体的にやるというところもありますので、それはこれからどのような形がいいのかは精査して、検討していく予定です。 以上です。 ○議長(冨田達雄君) 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) 要するに、今現在は具体的にはなっていないけれども、その共同供養みたいな形で、そういう無縁仏の皆さんを供養していくんだということで考えていいんですね。 あと、それからもう一つ、もう本当の無縁仏になって、まだ墓は残っているんですけれども、全く継承者がいない場合については、その墓をどのように、例えばもう継承者がいない場合は、結局墓を取り壊す人もいないですね、墓じまいする人も。そうしたときに、町が、代執行じゃないんですけれども、町がそこを墓じまいというか、壊して、それでそこに眠っている遺骨を共同供養という形で葬るというか、そういう格好はどうなんですか。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) 最終的には、議員がおっしゃるとおりのことをやらなければならないのかなとは思っておりますが、現在、継承者がいない2つの墓地についても、遠縁の方はいらっしゃいますので、その方とちょっとご相談のほうはさせていただく予定になりますが、最終的にそちらの方も何も手を出さないということになれば、そのような形を取っていかざるを得ないのかなとは考えております。 ただ、このような墓地がこれから増えていく可能性が多いということで、現在使用している方についても、そのようなことがないように、またはそのような可能性が出てくるときは、自分が生きているうちに対応していただくよう、ちょっと啓発のほうをさせていただければと思っております。 以上です。 ○議長(冨田達雄君) 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) では、そういうことをとにかく決定して、確かに今、核家族の中で、もう墓を継承するというのはなかなか難しい状況になってきて、結局、こういう無縁仏になった場合、町がそれだけ負担をするわけですから、そういう意味では、やっぱりきちんとやっぱり連絡を取ったり、墓地所有者というか、そういう人たちともきちんと話合いをして、やっぱり現存している人がやっぱりきちんと墓じまいをしてもらうというような、やっぱりそういう指導というか、そういうのも徹底していただきたい。これは私の要望でございます。 以上です。 ○議長(冨田達雄君) 11番、斎藤定男議員。 ◆11番(斎藤定男君) 墓地の使用に関しまして、これからだんだん継承者もいない、連絡も取れない、そういう墓地が増えてくると思いますが、その中で、墓地の解体であったり、遺骨の問題だったりということは、これを使用するときには契約書を取り交わしていますよね、最初にね。 ですから、そこの中に、そういう事態を踏まえたものを追加するなり、お知らせをして、今後、その都度その都度対応するんじゃなくて、そういう形を取っておけば、もしそういう手順を踏んで、これから     の利用権とかも失効することになるんでしょうけれども、そのときには町のほうでこれこれこういう形で処理をしますよというのを案内を出すとか、そういうふうにすれば、その都度、時間、手間暇かけてやらなくても、もう幾ら墓地であっても、管理しきれないんじゃない。そういう方向で検討して、これからは通知をするなり、新しくする方には、その契約書の中に補足としてそういうものを入れておくとかするべきだと私は考えますが、どうでしょうか。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) 議員のおっしゃるとおり、今回、墓地の管理料に対しての未納者の整理と、あと継承者の整理につきまして、すごく時間を要しましたので、そこら辺につきましては、規則のほうをかなり改正させていただいて対応する予定になっております。 以上です。 ○議長(冨田達雄君) ほかに質疑はありませんか。 3番、中塚操議員。 ◆3番(中塚操君) 細かいことなんですけれども、附則のところで、この条例は公布の日から施行するということになっているので、過去に例えば4年とかそういうのがあっても、この公布の日から新たに5年というふうに解釈することが妥当ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(冨田達雄君) 住民課長。 ◎住民課長柿沼佳子君) 橋本議員のご質問にかぶるかと思いますが、既に現在の条例の中で、条例に違反した場合は取り消しますという条文がございます。なおかつ、条例の中に管理料は納めなければならないということになっておりますんで、今回につきましては5年というふうな期限を入れただけで、条例に違反した場合はということは、もう以前から生きていると解釈させていただいて、対応のほうをさせていただきたいと思います。 ○議長(冨田達雄君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(冨田達雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について、討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) 異議なしと認めます。 これから議案第2号 塩谷町有墓地設置、管理及び使用条例の一部改正についてを採決します。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(冨田達雄君) 挙手全員。 よって、議案第2号 塩谷町有墓地設置、管理、及び使用条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第3号の質疑、採決 ○議長(冨田達雄君) 次に、日程第4、議案第3号 財産の取得についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(冨田達雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について、討論を省略し、採決したいと思いますが、異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) 異議なしと認めます。 これから議案第3号 財産の取得についてを採決します。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(冨田達雄君) 挙手全員。 よって、議案第3号 財産の取得については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第4号~報告第1号の報告 ○議長(冨田達雄君) 次に、日程第5、議案第4号 令和2年度塩谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第11、報告第1号 令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率についてまでを一括議題といたします。 本案については、さきに監査委員より審査がされておりますので、その結果について意見を求めます。 監査委員伴瀬悦朗委員、報告お願いいたします。     〔監査委員 伴瀬悦朗君登壇〕 ◎監査委員伴瀬悦朗君) 監査委員を代表し、決算審査の報告をします。 決算審査につきましては、地方自治法第233条第2項に基づき町長より審査に付された令和2年度塩谷町一般会計歳入歳出決算、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、介護サービス事業特別会計、後期高齢者医療特別会計及び地方公営企業法第30条第2項により審査に付されました水道事業特別会計歳入歳出決算並びに令和2年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率について、7月8日から29日まで中塚監査委員と共に実施しました。 まず、審査に付された6会計について、歳入歳出決算書類の計数について、関係帳簿及び証拠書類と照合し、事務並びに事業の執行状況とその成果に係る資料の提出を求めるとともに、関係職員の説明を聴取し、慎重に審査しました。 審査の結果、決算の計数については、関係諸帳簿、書類証拠と合致しており、正確なものであると認められました。また、予算執行についても、関係法令等に即して適正に処理されているものと認められました。 決算の概要、決算の結果については、既に皆様に配付されております塩谷町一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書のとおりですので、ご確認願います。 次に、令和2年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率の審査の結果について申し上げます。 これは一般会計の決算審査に併せて監査委員に付されたものですが、関係書類などを照合するとともに、関係職員の説明を聴取し、実施しました。 審査の結果、計数については、関係書類と合致し、正確であり、適正に作成されていると認めました。 なお、健全化判断比率は、指標全てが基準値以内であり、健全な状態であると認められますが、今後ともより一層財政運営の健全化に努められるよう希望します。 最後に、決算審査を実施した結果に基づき、意見、要望の一部を申し上げます。 事務事業の執行につきましては、関係法令等を遵守し、適正かつ正確に処理することは当然ですが、最少の経費で最大の効果を上げることが常に求められています。本町においては、少子高齢化の対応、住民の安心・安全の確保のほか、コロナウイルス対策、新庁舎から公共施設の維持管理など重要課題があり、これらの課題に対処するために、事業執行における費用対効果の検証を綿密に行うとともに、行財政改革の推進を図り、効率的で効果的な事務執行に努められるよう強く要望します。 また、町税、保険料、使用料等の未納対策について、公平負担の原則、受益者負担の原則から、未納者、滞納者の解消については、年々向上していることは高く評価するものがありますが、さらに収納率の向上を図れるよう、一層の対策をお願いします。 決算審査の総括的な意見につきましても、皆様に配付いたしました決算意見書に詳細にわたり記載しましたので、ご確認いただけたらと思います。 以上申し上げましたが、令和2年度の決算内容について十分検証し、その結果を今後の行財政に反映されますようお願いいたしまして、報告とさせていただきます。 ○議長(冨田達雄君) 続いて、予算決算常任委員会の審査結果について、委員長より報告を求めます。 予算決算常任委員長、君島勝美議員。 12番、君島勝美議員。     〔予算決算常任委員長 君島勝美君登壇〕 ◆予算決算常任委員長(君島勝美君) それでは、予算決算常任委員長報告を行います。 予算決算常任委員会に付託されました議案第4号 令和2年度塩谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第5号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第6号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第7号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第8号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第9号 令和2年度塩谷町水道会計未処分利益剰余金の処分及び決算の認定について、審査経過及び結果についてご報告いたします。 審査は、9月7日から8日までの2日にわたり、副町長同席の下、各課長、各担当及び出先の長の出席を求め、塩谷町歳入歳出決算書に基づき詳細に説明を受け、慎重に各会計の審査を行いました。 まず、議案第4号 令和2年度塩谷町一般会計歳入歳出決算の認定については、令和2年度は新型コロナウイルス感染症対策の取組が決算規模を大きく増加しました。コロナ禍の影響により、税収等の一部影響がありましたが、国庫支出金等の活用により、財政への影響はほとんど見られませんでした。一方、事業の実施については、中止や工期の遅れ等、一部影響が見られました。 決算の認定については、採決の結果、賛成多数で認定すべきと決定をいたしました。 議案第5号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、医療費分析の結果を踏まえ、医療費の抑制並びに適正化を図るため、糖尿病重症化予防等、保健事業の効率的な実施を要望いたします。 認定については、採決の結果、賛成多数で認定すべきと決定をいたしました。 議案第6号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、介護保険対象者のニーズに沿った適切な支援対策を整備し、また介護保険事業計画の進捗を管理していくとともに、介護保険料の適正化に努め、高齢者の日常生活支援についても、地域の実情を把握したサービス等の提供を強く要望いたします。 認定については、採決の結果、賛成多数で認定すべきと決定をいたしました。 議案第7号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定については、利用者の個々の状態に徹した柔和な介護予防サービス計画が作成されるよう要望いたします。 認定については、採決の結果、賛成全員で認定すべきと決定をいたしました。 議案第8号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、令和2年度より始めた高齢者の保健事業の介護予防の一体的実施事業については、関係各課と連携を取り、効率的な実施に努めることを要望いたします。 認定については、採決の結果、賛成多数で認定すべきと決定をいたしました。 議案第9号 令和2年度塩谷町水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定については、有収率向上に向けた老朽管、石綿管更新を重点的に進めるとともに、水道未普及地区の解消も視野に置いて決め、事業の執行により、今後も健全経営に努めることを強く要望します。 認定については、採決の結果、賛成多数で認定すべきと決定をいたしました。 決算の審査は、議員全員での委員会でありますので、審議の詳細については省略させていただきますが、事業実績が低いなど、委員会での指摘等については、その要因を分析するなどして、予算措置を含め、改善方策をよく検討の上、対応をお願いします。 また、委員会での指摘があった、特にこれ、重要なんですが、コンサルタントの活用については、安易に利用することなく、その必要性を十分検討した上で活用を願います。 最後に、人口減少が今後とも見込まれますが、町の将来を見据え、住民福祉の向上と町民が安心して住み続けられる塩谷町であるよう、施策の推進と行政の効率化及び維持可能な財政の実現を要望するものであります。 最後に、決算審査が効果的に慎重審議ができましたことについても、議員各位、また町執行部のご協力に対して深く感謝を申し上げまして、予算決算常任委員長報告といたします。 以上です。 ○議長(冨田達雄君) 以上で委員長報告を終わります。--------------------------------------- △議案第4号の討論、採決 ○議長(冨田達雄君) 本案については、全議員による予算決算常任委員会において審議がなされておりますので、質疑は省略します。 これより採決に入りますが、順次日程に従いながら、採決はそれぞれの決算議案ごとに行います。 日程第5、議案第4号 令和2年度塩谷町一般会計歳入歳出決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「議長、討論」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) これから討論に入ります。 まず、本案に対する反対の方の発言を許します。 9番、橋本巖議員。     〔9番 橋本 巖君登壇〕 ◆9番(橋本巖君) 私は、議案第4号に反対の立場から討論を行います。 令和2年度一般会計決算の歳入歳出差引額は4億587万8,772円で、翌年に繰り越すべき財源1億2,684万8,000円を差し引いた実質収支額は2億7,903万772円として、法に基づき1億5,000万円を基金に繰り入れた決算になっています。 決算の対前年比歳入を款別に伸び率で概括しますと、構成比9.3%を占める繰越金と諸収入が伸びているものの、構成比20%の町税は前年度5.1%から一転してマイナス3.7%に落ち込む一方、地方交付税がマイナス4%となったほかは、国庫支出金が345%、県支出金は43%、地方消費税交付金は24%の大幅な伸びを示したことによって、自主財源と依存財源の比率は32対68と、前年に比べ自主財源が約1億7,174万円減、率にして10ポイント落ち込んでいることからも、引き続き厳しい財政運営に変わりはないと認識しています。 一方、歳出は、新規、継続事業などの展開で、款別にアンバランスがあるものの、全体に見れば、新型コロナウイルス感染対策や新庁舎建設事業などで前年比、総務費が149%、商工費が70%、台風19号被害による災害復旧費は122%、GIGAスクール整備と第77回国体準備、ちびっこ広場遊具設置などで教育費が29%、上平町営住宅建て替え事業などで土木費は24%と軒並み大幅な伸びとなり、歳出規模は前年のマイナス2.8%から33.5%へと突出させた大きな要因になっていることがうかがえます。 歳入歳出を総括的に見て、歳入は町税が前年対比で5,637万5,000円減っていて、収入未済額、不納欠損額は前年と同水準に調整されているものの、個人町民税と固定資産税滞納繰越分調定額に対する収入済みは率にして21%、収入未済額は率にして71%と常態化していることは、毎年不納欠損処理をせざるを得ないリスクをはらんでいることは深刻であり、今後住民税非課税世帯が増え、人口減少による地方交付税減額は避けられないだけに、滞納の発生に対しては、納税者の理解を得ながら、機敏に対応することを求めます。 歳出については、翌年度繰越額が5億1,718万円、予算現額に対して6.5%は、前年度に続いて多額を計上し、繰越しせざるを得ない様々な事情は理解できるが、既得権益という思考ではなく、状況は刻々と変わり、優先順位の変更もあり得る中で、予算の単年度主義にのっとり、予算の減額、削除も含めて、各課横断的に議論と対応策が必要であることを指摘し、今後さらなる効率的な財政運営を執行部に求めます。 以上、本会計決算歳入歳出について、問題点と取り組むべき課題を指摘し、限られた予算の中で住民生活の向上に資する実効性のある改善を求めて、本案に反対いたします。 ○議長(冨田達雄君) 次に、賛成の方の発言を許します。 1番、高橋好雄議員。     〔1番 高橋好雄君登壇〕 ◆1番(高橋好雄君) 私は、議案第4号につきまして、賛成の立場から討論いたします。 まず、決算総額ですが、前年度と比較し、歳入が約14億8,900万円の増、歳出が約11億200万円の増となっています。 歳入については、自主財源で町税及び基金の取崩しにより繰入金の減などにより約1億7,200万円の減、一方、依存財源は国・県支出金などにより約16億6,000万円の大幅増となっています。依存財源のうち、国庫支出金については、新型コロナウイルス感染症対応による特別定額給付金及び臨時交付金による増が主なものとなっています。 次に、歳出については、総務費で町民へ1人当たり10万円を給付された特別定額給付金給付事業及び新庁舎建設事業、民生費で子育て世帯の生活を支援することとして給付された子育て応援給付事業、衛生費で早急にワクチン接種を実施するため、財政の構築に行われた新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業、農林水産業にて、農村景観を維持していくことを目的として交付された多面的機能支払交付金事業及び野生鳥獣対策事業、商工費で新型コロナウイルス感染症の拡大により営業の縮小を余儀なくされた事業所等の経営を支援する分として給付された新型コロナウイルス感染症対策事業継続支払給付金等事業、土木費で町民の生活の利便性を向上させることとした町道整備事業及び町営住宅大宮団地建て替え事業、消防費で町民の非常時における安全・安心を確保することを目的とした防災行政無線戸別受信機整備事業、教育費で子供たち一人一人の想像性を育む教育、ICT環境の実現に向けたGIGAスクール対応整備事業及び子育て環境の充実化を図るとした総合公園ちびっこ広場再整備事業及び国民体育大会競技施設整備事業、災害復旧池土木農業用林業施設災害復旧事業等が主な事業となっております。 基金現在高、前年比で4億5,000万円の増となり、主に財政調整基金及び庁舎整備基金を積み増すなど、庁舎建設及び将来の財源確保に引き続き取り組んでいるものと判断をします。 詳細な残高は、過疎対策債及び臨時財政対策債のほか、災害復旧事業債等、いずれも交付税措置のある起債を発行し、前年度比で約5,200万円の増となっています。 一般行政経費についても、経費削減に努め、限られた財源を効果的かつ効率的に活用し、行政サービスの向上に努めているものと判断しますが、今後ともより一層健全な行政運営を求めることをお願いし、本決算の認定に賛成するものであります。 ○議長(冨田達雄君) ほかに討論はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(冨田達雄君) これで討論を終わります。 これから議案第4号 令和2年度塩谷町一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(冨田達雄君) 起立多数。 よって、議案第4号 令和2年度塩谷町一般会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第5号の討論、採決 ○議長(冨田達雄君) 日程第6、議案第5号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「議長、討論」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) これから討論に入ります。 まず、本案に対する反対の方の発言を許します。 9番、橋本巖議員。     〔9番 橋本 巖君登壇〕 ◆9番(橋本巖君) 私は、議案第5号に反対の立場から討論を行います。 令和2年度国民健康保険特別会計決算の歳入歳出差引額及び実質収支額は1,432万4,204円とし、前年度と同様、基金への繰入れをゼロとした決算となりました。 歳入構成比の21%を占める国保税は前年比5.5%、構成比72%の県支出金はマイナス3.6%、一般会計繰入金はマイナス17.9%で、歳出構成比70%を占める保険給付費は前年比マイナス4.7%となり、歳入歳出ともに前年比マイナス5.5%になるなど、3年連続して予算規模の縮小傾向になっています。 歳入の問題で、従来から是正、改善を求めてきた国保税滞納繰越分の調定額に対する収入済額は率にして20%、収入未済額は率にして65%で、前年度より400万円多い961万円を不納欠損処理している慢性的・恒常的実態は国保会計を圧迫し、財政基盤を脆弱にしていることから、特段の改善努力を強く求めます。 本会計は、国保財政運営の主体が県になって3年目に当たり、財政規模はほぼ前年度と同額の水準であり、国の関与がなくなり、歳出の保険給付費と健診事業費に見合った額を県から交付される仕組みになったことにより、今後医療費の抑制の圧力が強まり、県が示す標準保険料率に沿った保険料率設定を押しつけて、保険税値上げを誘導したり、県内25市町の保険税を平準化して、被保険者のさらなる負担増も計画され、命と健康が脅かされる懸念があります。 しかし、町が保険者として、家族も含めた被保険者の命と健康を守る責任には変わりありません。同時に、被保険者の立場に寄り添って、最大限の裁量権を発揮することは、従来以上に求められることになります。 このような立場から、負担を軽減し、誰もがいつでも安心して医療が受けられるため提案を行って、本案の反対理由といたします。 第1は、滞納を理由とした一律的な資格証、短期証の発行をやめること。 第2は、国保税の法定軽減の要件を緩和し、申請減免の基準を拡充するなどして対象を広げ、低所得者階層の軽減を図ること。 第3に、子育てに逆行する収入のない子供に対する均等割付加をやめて、2万7,000円から3万6,400円の国保税の実質的値下げを強く求めて、本案に反対いたします。 ○議長(冨田達雄君) 次に、賛成の方の発言を許します。 6番、篠原操議員。     〔6番 篠原 操君登壇〕 ◆6番(篠原操君) 私は、議案第5号につきまして、賛成の立場から討論いたします。 国民健康保険制度は、我が国の医療保険制度の中核的役割を担っており、地域住民の医療の確保と健康の保持・増進に大きく貢献してきました。平成30年度からは県が町と共に国民健康保険の保険者となり、県が財政運営の責任主体となって、安定的な財政運営や効率的な事業の確保など、国保運営の中心的な役割を担っています。町には引き続き保険給付、保健事業など、地域におけるきめ細かい事業を担っていただき、町民の健康と福祉を守っていただくことを期待します。 本決算は、国民皆保険制度の中核を担う国民健康保険事業の運営に必要不可欠な歳入歳出であり、適正な規模であったと認められます。よって、私は本決算の認定に賛成するものであります。 ○議長(冨田達雄君) ほかに討論はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(冨田達雄君) これで討論を終わります。 これから議案第5号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(冨田達雄君) 起立多数。 よって、議案第5号 令和2年度塩谷町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第6号の討論、採決 ○議長(冨田達雄君) 日程第7、議案第6号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「議長、討論」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) これから討論に入ります。 まず、本案に対する反対の方の発言を許します。 9番、橋本巖議員。     〔9番 橋本 巖君登壇〕 ◆9番(橋本巖君) 私は、議案第6号に反対の立場から討論を行います。 令和2年度介護保険特別会計決算は、歳入歳出差引額及び実質収支額は5,308万8,314円となり、対前年比で歳入は4.7%、歳出は2.9%伸びているものの、第7期介護保険事業計画初年度に当たる平成30年度の歳入歳出の伸び率、それぞれ10.4%、6.8%から大幅に落ち込んでいます。特に、保険給付費は平成30年度の前年比伸び率6.8%から2%へと落ち込みが顕著になっています。 本会計は、歳出構成比の約95%を占める保険給付費の増減を推計して保険料、国・県支出金、支払基金交付金、一般会計繰入金などを算出することから、3年間の決算の推移を見る限り、第7期介護保険事業計画で給付費を過大に見込んだ結果、大幅な保険料の値上げと県内でもトップクラスの負担増を1号被保険者に押しつけてきた事実は否めません。 第7期事業計画最終年度の本会計決算歳出を概括すると、補正予算で2,200万円減額して、令和元年度分の精算金1,461万円を償還しても、9,494万円の不用額が発生して、最終的には約5,308万円の黒字を計上していることからも、新型コロナウイルス感染拡大の影響を最大加味しても、計画の甘さを強く指摘しなければなりません。 第7期事業計画で保険料が大幅に引き上げられた影響は、保険料普通徴収者の収納状況に色濃く反映されています。特に、滞納繰越分調定額に対して収入済みは、率にして前年比よりも7%減、22%に落ち込み、収入未済額は率にして前年比6.8%の増の65.3%に悪化し、前年とほぼ同額の51万8,000円の不納欠損を処理していることが常態化していることは、高い保険料負担にあえぐ町高齢者の実態を強く認識して、高齢者の負担を少しでも軽くする最大限の努力を求めます。 介護保険制度は、公費負担が定率という制約の下で、給付費の増加は被保険者の保険料値上げに連動する根源的矛盾があり、際限なく耐え難い負担を極力回避するために、町は国に対して国庫負担割合の増額を求めると同時に、第8期事業計画の見直しと修正を実施し、保険者の責任、裁量権を最大限に発揮して、財政安定調整基金を取り崩しながら、幅広い低所得者に対して保険料の減免実施で高齢者の生存権と尊厳を守ることを提案して、本案に反対いたします。 ○議長(冨田達雄君) 次に、賛成の方の発言を許します。 6番、篠原操議員。     〔6番 篠原 操君登壇〕 ◆6番(篠原操君) 私は、議案第6号につきまして、賛成の立場から討論いたします。 介護保険制度は、平成12年に創設されてから20年が経過し、高齢者の生活の支えとして定着してきています。その一方で、少子高齢化が急速に進む中、2025年にはいわゆる団塊世代が75歳以上となるほか、2040年にはいわゆる団塊ジュニア世代が65歳以上になるなど、人口の高齢化はさらに進展することが見込まれており、今後ますます介護保険制度が老後を支える制度として定着し、拡充していくことが求められるところであります。 令和2年度が第7期介護保険事業計画の最終年度でありましたが、介護給付費の見込みに大きな乖離は見られず、介護保険財政の健全性、持続性、確保についても努力の跡が見られ、堅実な介護保険運営をされていると推察します。 今後も、本年3月に策定された第8期介護保険事業計画に基づいて、医療・介護・生活支援などサービス提供体制の充実を図りながら、高齢者がいつまでも住み慣れた地域で自分らしい暮らしが続けられるよう、地域での共生を目指すとともに、介護保険財政の健全性・持続性を確保することをお願いし、本決算の認定に賛成するものであります。 ○議長(冨田達雄君) ほかに討論はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(冨田達雄君) これで討論を終わります。 これから議案第6号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(冨田達雄君) 起立多数。 よって、議案第6号 令和2年度塩谷町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第7号の採決 ○議長(冨田達雄君) 日程第8、議案第7号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) 異議なしと認めます。 これから議案第7号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立全員〕 ○議長(冨田達雄君) 起立全員。 よって、議案第7号 令和2年度塩谷町介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第8号の討論、採決 ○議長(冨田達雄君) 日程第9、議案第8号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「議長、討論」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) これから討論に入ります。 まず、本案に対する反対の方の発言を許します。 9番、橋本巖議員。     〔9番 橋本 巖君登壇〕 ◆9番(橋本巖君) 私は、議案第8号に反対の立場から討論を行います。 令和2年度後期高齢者医療特別会計の歳入歳出差引額及び実質収支額は、前年比約135万2,000円少ない256万4,671円となり、歳入構成比の65%を占める保険料は、前年比3.8%の伸びで、平成30年度の11.4%、令和元年の6%の伸びに比べて鈍化傾向を示しています。一方、歳入構成比の87.6%を占める広域連合納付金は、令和元年の対前年比マイナス0.5%から一転して5.9%の伸びとなっています。 本会計の歳入歳出は単純で、歳入の92%が保険料と一般会計からの繰入金で構成され、歳出構成比の95.6%は広域連合納付金と健診事業費で占められています。決算書に示されている数字の増減だけでは事業の全体像と医療の実態を把握することは困難であることから、常に決算審査時に町の高齢者医療費総額と1人当たりの平均医療費を示す資料の提出を強く求めます。 令和3年3月に策定した塩谷町高齢者福祉計画によると、高齢人口は4,260人、高齢化率は39.2%、75歳以上の率は49.2%に及び、2025年問題も含めて、後期高齢者医療制度の根源的な矛盾である保険料の値上げを我慢するか、医療費の自己負担増を認めるかの選択を迫る差別医療の撤廃が制度開始から13年を迎えた今、鋭く問われています。 以上のような問題点と課題を踏まえながら、安心できる老後をしっかり支えるための提案を行って、本会計決算の反対理由といたします。 第1は、2022年10月から実施される窓口負担の2倍化は、受診抑制と重症化が懸念されることから、一定収入以上の被保険者の窓口負担原則1割から2割に引き上げることを撤回すること。 第2は、広域連合にため込まれている財政調整基金と保険給付費等支払準備基金を取り崩して、普通徴収者や特例軽減対象者の保険料を引き下げることを保険者として町が県や国に対して強く要望することを求めて、本案に反対いたします。
    ○議長(冨田達雄君) 次に、賛成の方の発言を許します。 6番、篠原操議員。     〔6番 篠原 操君登壇〕 ◆6番(篠原操君) 私は、議案第8号につきまして、賛成の立場から討論いたします。 後期高齢者医療制度は、原則75歳以上の方を対象として、これからも安心して医療が受けられるように平成20年度に創設された医療保険制度でありますが、年々高齢化が進み、被保険者は医療費が増加している中、これまでの間、保険料の軽減措置が講じられるなど、着実に制度が定着し、成果を上げられていると推察いたします。 現在では、低所得者に対する軽減措置が見直され、軽減が抑えられたものの、引き続いて軽減されています。 今後とも県や後期高齢者医療広域連合と連携しながら、被保険者である高齢者の方々にご理解をいただき、持続可能な安心できる医療制度の構築により一層努力していただくことと適切な予算の執行をお願いし、本決算の認定に賛成するものであります。 ○議長(冨田達雄君) ほかに討論はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(冨田達雄君) これで討論を終わります。 これから議案第8号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(冨田達雄君) 起立多数。 よって、議案第8号 令和2年度塩谷町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第9号の採決 ○議長(冨田達雄君) 次に、日程第10、議案第9号 令和2年度塩谷町水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) 異議なしと認めます。 これから議案第9号 令和2年度塩谷町水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてを採決します。 お諮りします。本決算に対する委員長報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     〔起立多数〕 ○議長(冨田達雄君) 起立多数。 よって、議案第9号 令和2年度塩谷町水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定については、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △報告第1号の報告 ○議長(冨田達雄君) 続いて、日程第11、報告第1号 令和2年度健全化判断比率及び資金不足比率についてを報告ください。 企画調整課長。 ◎企画調整課長(柿沼肇君) それでは、令和2年度の健全化判断比率及び資金不足比率について報告をいたします。 いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により報告するものであります。 まず、健全化判断比率ですが、実質赤字比率及び連結実質赤字比率については該当がございません。 次に、実質公債費比率については、3.9ということで、昨年より0.5下がってございます。 それから、将来負担比率につきましては、数字がマイナスとなっておりますので、こちらも該当なしということになります。 次に、資金不足比率でございますが、こちらについても資金不足が生じていないということで、該当なしということになります。 以上です。 ○議長(冨田達雄君) これで報告第1号を終わります。---------------------------------------陳情受理番号2の採決 ○議長(冨田達雄君) 続いて、日程第12、陳情受理番号2 日本政府核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める陳情書についての採決を議題といたします。 本陳情について、総務産業建設常任委員長報告は採択であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手多数〕 ○議長(冨田達雄君) 挙手多数。 よって、陳情受理番号2 日本政府核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める陳情書についての採決については、委員長報告のとおり採択と決しました。 暫時休憩します。 休憩の中で、議会運営委員会の協議を必要とすることがございますので、議会運営委員会を開催してくださるよう、委員長、よろしくお願いします。 11番、斎藤定男議員。 ◆11番(斎藤定男君) ただいま議長より議会運営委員会の開催の申出がありましたので、委員の方は、密を避けるために、議員控室にて開催いたしますので、集まりください。よろしくお願いします。 ○議長(冨田達雄君) ほかの議員の方々は少々お待ちくださるようお願いいたします。     休憩 午前11時18分     再開 午前11時37分 ○議長(冨田達雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(冨田達雄君) お諮りします。橋本巖議員及び町長から追加議案等が提出され、先ほど開催した議会運営委員会の結果を踏まえ、これを日程に追加し、追加日程として議題にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) 異議なしと認めます。 よって、追加発議1件、追加議案1件を日程に追加し、追加議事日程として議題とすることに決定いたしました。 暫時休憩します。     休憩 午前11時37分     再開 午前11時40分 ○議長(冨田達雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。---------------------------------------追加発議第1号、追加議案第1号の上程 ○議長(冨田達雄君) 追加日程第1、追加議案の上程を行います。 お諮りいたします。議案は一括上程とし、審議については逐条審議としたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) ご異議ありませんので、議事日程第3号の追加1のとおり、追加発議第1号から追加議案第1号までを一括上程します。---------------------------------------追加発議第1号、追加議案第1号の説明 ○議長(冨田達雄君) 追加日程第2、提出議案の説明を求めます。 初めに、9番、橋本巖議員。     〔9番 橋本 巖君登壇〕 ◆9番(橋本巖君) 追加議案第1号について、提案の理由を申し上げます。 2017年7月7日、国連において核兵器禁止条約が採択され、2021年1月22日に発効となりました。同条約では、核兵器の開発から使用及び威嚇に至るまで、あらゆる活動を禁止するとともに、核保有国が条約へ参加するための道を明記するなど、核兵器完全廃絶への枠組みを示しています。 世界が核兵器廃絶へ大きな一歩を踏み出す中にあって、日本政府は同条約に背を向け続いております。よって、日本政府に対して、唯一の被爆国として、核兵器の全面禁止のために真剣に努力するあかしとして、同条約に参加し、調印・批准することを要望するため、日本政府核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書を地方自治法第99条の規定に基づき提出するものであります。 議員の皆さんの賛同を賜り、議決くださるようお願い申し上げまして、追加発議第1号の説明とさせていただきます。 ○議長(冨田達雄君) 次に、町長。     〔町長 見形和久君登壇〕 ◎町長(見形和久君) それでは、ただいま提出いたしました追加議案第1号 令和3年度町道大宮14号線野方橋改修工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。 本案は、令和元年10月の台風19号により大規模な災害が発生した田所地内を流れる普通河川弁天川に架かる橋であります。既に橋の上流部は災害復旧工事が完了し、下流部は土地改良事業で整備済みとなっているものの、通水断面が狭いことから、豪雨による出水時には道路等への越水が危惧されております。つきましては、豪雨時の出水による通行の安全を確保するためにも、橋梁の通水断面を確保することとした改修工事の実施について、議会の議決を求めるものであります。 なお、本案の事務手続につきましては、業者7社による指名競争入札を去る8月25日に執行し、落札しました小島土建株式会社と8月30日に工事請負仮契約を締結いたしました。 以上が今回提出いたしました議案の概要でありますが、何とぞ慎重審議の上、ご承認、可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(冨田達雄君) 以上で提出議案の説明を終わります。---------------------------------------追加発議第1号の質疑、採決 ○議長(冨田達雄君) 追加日程第3、追加発議1号 日本政府核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書の提出についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑ありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(冨田達雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) 異議なしと認めます。 これから追加発議第1号 日本政府核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書の提出についてを採決します。 お諮りします。本案について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔挙手多数〕 ○議長(冨田達雄君) 挙手多数。 よって、追加発議第1号 日本政府核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。---------------------------------------追加議案第1号の質疑、採決 ○議長(冨田達雄君) 次に、追加日程第4、追加議案第1号 令和3年度町道大宮14号線野方橋改修工事請負契約の締結についてを議題とします。 これから質疑を行います。 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) これ、先ほど町長が説明した7社が応札したということで、この落札率が大体何%になっているのかということと、この工期は、予定では大体いつからいつぐらいまでかかるものなのか、それだけちょっと聞かせてください。 ○議長(冨田達雄君) 建設水道課長。 ◎建設水道課長森田洋行君) 落札率ですが、97.883%でございます。契約差金につきましては、161万7,000円となっています。 工事ですが、仮契約の工期は、完成日が令和4年の3月10日となっています。工期は3月10日ですが、使う製品の製作が約3か月かかる状況ですので、現地を本格的に掘って、仮設道路を通ってもらうというのは年明けになる予定です。 説明は以上です。 ○議長(冨田達雄君) ほかに質疑はありませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(冨田達雄君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について、討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) 異議なしと認めます。 これから追加議案第1号 令和3年度町道大宮14号線野方橋改修工事請負契約の締結についてを採決します。 お諮りします。本案について、原案のとおり決する方の挙手を求めます。     〔挙手全員〕 ○議長(冨田達雄君) 挙手全員。 よって、追加議案第1号 令和3年度町道大宮14号線野方橋改修工事請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員の派遣について ○議長(冨田達雄君) 次に、日程第13、議員の派遣についてを議題とします。 お諮りします。お配りしました議員は件の文書のとおり、町議会会議規則第124条の規定により議員を派遣したいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) 異議なしと認めます。 よって、議員派遣の文書のとおり議員を派遣することに決定しました。 なお、議決後の派遣内容に変更があった場合は、議長に一任いただきたいと存じますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(冨田達雄君) 異議なしと認めます。 よって、議長一任に決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(冨田達雄君) 報告及び連絡事項です。 まず、私から12月定例会についてのご連絡をいたします。 11月24日に議会運営委員会、11月29日に全員協議会を行います。 次に、行政報告があります。 副町長より発言を求められておりますので、発言を許します。 副町長。 ◎副町長(杉本宏之君) それでは、中学生における新型コロナワクチンの副反応の説明状況について、若干ご説明させていただきます。 A4一枚の横書きでございます。これは6日の鈴木議員の一般質問の中で町長が答弁で触れた部分でございます。 中身については、ご覧いただければ大体分かるかと思いますが、1か所ちょっと間違えがございまして、申し訳ありません。 下の表の一番左側、本町中学生のところの上から5段目ですかね。「疲労」と書いてございますが、これ、「倦怠感」に直していただければ大変ありがたいと思います。 特段特筆すべき点としてはあんまりないと考えておりまして、特に1つだけ申し上げますと、発熱の部分の2回目の率が、ちょっとなかなか定数が違うので一概には比較できませんが、その右側の国内先行接種の率に比べると、若干高めに出ているのかなということでございます。 ご説明については以上でございます。 ○議長(冨田達雄君) 次に、総務課長より発言を求められておりますので、発言を許します。 総務課長。 ◎総務課長神山直行君) 2点ほどご報告があります。 1点目なんですが、これから始まります秋の交通安全運動なんですが、例年立硝等、委員の皆様や関係機関にお願いしているんですが、現在、新型コロナの感染状況を鑑みまして、今年度につきましては立硝なしということで決まりました。ただし、各地区の安協におきましては、テントを設置しまして、何人かの方がそちらに詰める予定でおります。 もう一点なんですが、もう一点、選挙管理委員会からのお知らせなんですが、選挙当日の投票時間の繰上げについてということで、現状、公職選挙法におきましても、各市町村におきまして投票時間の繰上げができるということがうたわれております。それらを基に、全国でも44都道府県におきまして実施されております。 県内におきましても、25市町のうち13市町におきまして、全部の投票所及び一部の投票所で繰上げが行われております。投票所の閉鎖時間につきましては、県内におきましては午後6時と午後7時が半々のような状況であります。 繰上げの理由としましては、まず期日前投票が定着していること。もう期日前の投票率が高いということや、午後7時以降の投票率が低い。町で言いますと、過去5回平均しますと、約2.7%ということになります。 あと、一番は、選挙立会人さん、その方の負担が大きいということで、負担の軽減を図るということです。 選挙の立会人につきましては、毎年各区からのご協力をいただいているんですが、なかなかそのやり手が減少しているというような状況であります。 また、今年7月には、全国町村会におきまして、政府への予算編成及びそれに対する要望の中でも、公職選挙法の改善としまして、期日前投票の開閉時間及び選挙当日の投票時間についても、地域の実情に合わせて、市町村選挙管理委員会の判断で弾力的に運用できるようにするとの要望がされました。 それらを基に、町の選挙管理委員会におきましても、協議を重ねましたところ、町の選挙におきましても、近年期日前投票の定着が進んでいることや、投票当日に立会いをいただく立会人の負担軽減などを考慮いたしまして、選挙当日の投票時間の繰上げを検討してまいりました。 さきに開催されました選挙管理委員会におきまして、投票日当日の投票終了時間を1時間繰り上げて、午後7時にするというふうな方針が出されました。 投票時間の繰上げにつきましては、現在予定しているのは、2022年度の参議院議員選挙からというのを予定しています。 この投票時間の繰上げにつきましては、今度行われます衆議院議員選挙から、一応そちらの周知徹底を図っていきたいと考えております。随時広報紙等への掲載や町のホームページ等への掲載、各自治会への周知文書の配付や投票所、入場券に期日前、期間中における広報活動の実施ということで、漏れがないような形で周知徹底のほうを図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(冨田達雄君) 9番、橋本巖議員。 ◆9番(橋本巖君) ちょっと聞き漏らしたんですけれども、この投票時間の繰上げで、7時にするって、一応選管のほうではそういう方向だということなんですけれども、これ、今、総務課長が22年の参議院選挙からこれを実施すると言って、今年の10月頃に行われる衆議院選挙には、これ、適用しないということなんですね。 ◎総務課長神山直行君) しないです。 ◆9番(橋本巖君) 来年の参議院選挙から、この投票時間の繰上げで実施するということでいいんですね。 ◎総務課長神山直行君) はい。 ○議長(冨田達雄君) 次に、企画調整課長より発言を求められておりますので、発言を許します。 企画調整課長。 ◎企画調整課長(柿沼肇君) 過疎地の指定について、塩谷町は平成29年から指定を受けているわけなんですが、そのいわゆる過疎法が今年の4月に新たな法律になりまして、現在、過疎の計画を策定中でございます。前回のときは、本会議のときまで議員の皆さんにお示しできなかったんですが、現在、素案を作成中でありまして、10月に今、そうした関係になるかと思うんですけれども、議会でお集まりいただく機会があるように聞いておりますので、その頃に素案を皆様にお示ししたいと考えておりますので、その際はよろしくお願いしたいと思います。 12月の議会にその過疎計画の議決をいただきたいというふうなことで考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(冨田達雄君) 次に、庁舎建設準備室長より発言を求められておりますので、お願いします。 庁舎建設準備室長。 ◎庁舎建設準備室長鈴木修司君) さきに進めていました塩谷町新庁舎建設工事の総合評価落札方式による入札結果が、本日落札者が決定しましたので、公表したところでございます。今回配付しました評価調書を確認していただければと思います。 今後、工事の仮契約を締結する予定でございます。その後、臨時議会を開催していただくよう調整させていただきたいと考えていますので、よろしくお願いします。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(冨田達雄君) 以上で令和3年第6回塩谷町議会定例会を閉会いたします。 大変ご苦労さまでした。     閉会 午前11時58分地方自治法第123条の規定により署名する。 令和  年  月  日        議長        署名議員        署名議員...